新しい学びのカタチ
生徒が自分から取り組み、
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そんな塾です

歴史 きほんのき ④

源頼朝は東国の武士を従えて平氏と戦い滅ぼします。頼朝は自分の言うことを聞く武士を守護や地頭として各地において、自分は征夷大将軍となり、武士の政権を、京都から離れた鎌倉に打ちたてました。頼朝の子らは将軍になってもつぎつぎにころされ、北条氏が政治をおこなうようになります。このときに、武士の政権を倒すことを狙った朝廷の軍を返り討ちにします。これで歴史的に武士政権の朝廷に対しての優位がきまったのです。北条氏は武士独自の法律も作りあげ、統治を安定させます。
ところがこのころモンゴル民族の元が攻めてきます。元軍は、日本側と違ったたたかいかたや日本側が見たこともない火薬を使用しますが、武士の「一所懸命」の抵抗と暴風雨などによって退却します。これで幕府の力は全国に及んだのですが、防衛戦争だから新しい領地をほうびとしてあたえることができず、武士たちの困窮と不満をうみます。

2024/6/18