新しい学びのカタチ
生徒が自分から取り組み、
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理科をもっとおもしろく

 あんなに楽しかった理科が中学になってつまらなくなったという声をきく。中学1年になると、まず植物の分類方法と部位の名称をたくさん覚えなくてはいけないからだろう。
 たしかに混沌とした自然を認識しようとしたら、ちがうものを分けていき整理する必要があった。しかし、現在は環境を構成するものおよび生物どうしの共存関係や生態系全体の仕組みを総合的にとらえなおす視点が必要とされている。
 まずは、自然の美しさや生態系の豊かさ、命あるものたちの生命活動のすごさや不思議さを感じてほしい。そのために実際に自然をよく観察したり親しんでほしい。そのうえで自然の仕組みに探求心をもち、自然界の数々の謎に挑んでいってほしいと思う。そして、現在生態系が人間の活動により崩れだし、大量の生物絶滅や地球環境そのものの破壊がすすんでいることについて自分ごととして考える視点と感性を培ってほしいと願っている。

2024/6/11