新しい学びのカタチ
生徒が自分から取り組み、
「したい」を〈できる〉にする力をみんなで身に付けていく
そんな塾です

平和について

 当塾はユニセフのサポーターをしています。ユニセフのニュースによると、ガザでは長引く紛争でこれまで18000人以上の子供の命が奪われているそうです。毎日およそ1つの学級全員が犠牲になっていることになります。そして今、飢饉のリスクに子供たちは直面しています。支援を受けるために並んでいた飢えた子供たちが空爆の犠牲になる、こんなことが起こっています。ユニセフなどが人道支援を体を張って行っていますが、その支援物資が封鎖されることさえあります。
 紛争の影響は子供たちに最も重くのしかかります。命を落としたり、教育の機会を失ったり、栄養不足になったり、心に深い傷を負います。紛争地域で暮らしている世界の子供の割合は、1990年代の約10パーセントから、2024年には約19パーセントと、倍増しています。世界の子供のおよそ5人に1人は紛争や戦争の影響下で暮らしているのです。
 ウクライナでは1650か所もの教育施設が破壊されました。他方でロシアの子どもたちも、戦争報道と家族の徴兵におびえ、愛国教育と情報統制で自由に考え発言することができなくなっているといわれます。
 世界の子供たちが、希望をもって生き、夢をもって学び、笑顔で友人たちと楽しむ、そのためには平和であることが条件だと思います。そしてこれから平和な世界をつくってゆく主人公もまた、子どもたちなのだと私はおもいます。

2025/8/24