物理はむずかしそうですけど、実は面白いみたいです。自然界のいろんな現象を観察し、そこに潜んでいる法則をみつけだし、数式で説明してしまう。ここで数学がでてくれば、ああ数学ってこんなに役立つんだなと感動します。基本的なところから、身の回りの現象を出発点にして、まずはおおざっぱにつかめれば、むずかしい数式はあとまわしにして、面白いと思ったところをさらに深堀していけばいいのかなとおもいます。
高校の物理基礎で学ぶのは①力がはたらくと運動が変化すること②エネルギーは形を変えても保存される、自然界の通貨のようなものだということ③音や光などは、波の性質をもつ。波とは、物質が移動するのでなく揺れが伝わる現象④熱とは分子や原子などのちいさな粒子が運動する、その激しさのこと⑤電気は電子の流れで、電流は電子が移動する量⑥磁気と電気は密接に結びついていて、磁気というのは電子の動きによって生まれる力の現象であること⑦波はエネルギーや情報を伝えるので、日常生活のさまざまな場面に応用されて生活を豊かにしている こんなあたりがポイントなのかなと思います。
自分も学生時代さっぱりわからないので学ばなかったんですが、いま自然科学全体や科学と数学の関係とか科学史をまなんでから、物理をすこし学んでみたらかなり面白いと感じられたし、もっと知りたいと思いました。