数学を学ぶと、なんとなくこうなんじゃないの、というのではなく、根拠をもって、筋道を立てて、なぜそうなるのか説得的に話を展開できるようになるのだと思っています。数学は、考えること・考え方そのものを身につけることのできる教科だと思います。私も日々数学を自分に課して勉強しています。私は高校生の頃はほんとうに数学が苦手でした。でも苦手だと嫌な教科でしかない数学ですが、わかると嬉しいし解けると快感さえ覚えるし、すらすらとけるようになれれば、本当に楽しくなりやっているとテンションが上がります。今の自分に合ったレベルの問題をやっていれば、頭の中がクリアに冴えわたるし、集中していれば嫌なことも忘れることができる、というのが私の実感です。
数学は、自然や社会の様々な複雑な現象をシンプルな式で記述する、科学の言語でもあります。数学がいろんな科学を引っ張ってきたし、現在もさまざまな技術開発に必須です。数学の証明・図形・数列などに、美しさを感じることができるようになれば、感動とともに数学が大好きになるでしょう。数学については今後も触れていきます。