英語を学習する際の重要なポイントについて、今井むつみ『英語独習法』を参考にポイントを挙げてみる。
・語彙力とは、たくさん単語をしっているということではなく、文脈に応じて適切な言葉を自由自在に使えることだ。つまり、ある文脈で言いたいことを表現するのに最も適切な言葉を選ぶということだ。
・動詞において状態と動作を英語は分ける。状態をあらわすknowなどは、恒常的な状態だから進行形ingは使わない。
・知っている単語で、自分の言いたいことを表現することが大切。
・英語を日本語訳することで、自分の日本語の文章表現が磨かれる。
・単語の意味を文脈・状況・文法から推測することが大事だ。
・まずはじっくり英文を読みこんで英語の発想を身に着ける。
・英語を学ぶことは、英語特有の世界の切り分け方を、それとちがう日本語の切り分け方のフィルターを通して推論することだ。英語独自の世界のとらえ方を楽しみながら身に着けることこそ英語を学ぶ醍醐味だ。